いつもキレイにしているつもりの車。でも実は、家庭のトイレよりも汚れている可能性があることをご存じでしょうか?
今すぐ実践できる対策方法について解説します。
【菌が増える絶好の環境】
車は密閉された空間であり、特に夏場は高温多湿になりやすい環境です。
このような条件下では、菌やカビが繁殖しやすくなり、家庭内よりも不衛生な状態になるケースがあります。
特に注意が必要なのが以下のポイント
・エアコン内部:湿気がこもりやすく、カビの温床に。カビ臭の原因にも。
・シートやフロアマット:汗や食べこぼしの成分が染み込み、雑菌が繁殖。
・ステアリング・シフトノブ・ドアハンドル:手で頻繁に触れる場所は、意外と菌だらけ。
ある海外メディアの調査によると、
車のステアリングには公衆トイレの便座の約4倍の細菌が検出されたというデータもあります。
日本国内でも大学や清掃会社が行った実験で同様の実験結果が報告されており、
特にドリンクホルダーは、飲み物のこぼれや唾液などの影響で、菌数が多くなる傾向があります。
(気になる方は検索してみてくださいね)
【なぜ車内はこんなに汚れやすいのか?】
車内が汚れやすい理由には、以下のような要因が挙げられます。
・靴のまま乗り込む
→外からのホコリ、土、花粉、ウイルスなどを持ち込みやすい。
・飲食をする機会が多い
→おやつ、軽食、ドリンクなどのこぼれが細菌のエサに。
・掃除の頻度が低い
→家の掃除は毎週やっても、車内掃除は数ヶ月に一度という人が多数。
・ペットや子どもによる汚れ
→抜け毛、よだれ、おむつ交換など、多様な汚染源が存在。
【衛生状態を保つためにやるべき5つの習慣】
・定期的にエアコンフィルターを交換
→夏冬のシーズン前が目安。カビ臭対策にも効果大。
・ステアリング、ドアノブなどは除菌シートでこまめに拭く
→手が触れる場所から清潔に。
・飲食後はすぐ掃除 or 掃除グッズを常備
→ハンディ掃除機やウェットシートで即対応。
・シートクリーニングを年に1~2回実施
→皮脂、汗、雑菌の蓄積をリセット。
・プロの車内除菌、抗菌施工を検討する
→自分では落としきれない菌や臭いに対処可能。小さな子どもやペットがいる家庭に特におすすめ。
◆ まとめ ◆
車内の衛生管理は“健康への投資”です。
家の衛生状態には気を使っても、車内は盲点になりがちです。
しかし、ドライブ中の車内は、小さな子どもにとっては「動く生活空間」であり、大人にとっては「通勤・移動の第二の部屋」。
衛生状態を意識することで、アレルギーや感染症のリスクを減らし、家族全員が安心して過ごせる空間を保つことができます。
衛生管理のための基本は車内をクリーンに保つために「掃除」です。
家の中と同じで、まずは菌やウイルスのモトとなるゴミを定期的に取り除いていくことが大切なのです。
そのときのポイントとしては、菌やウイルスから守るために、除菌の
・ 確かな効果
・ 安全性
・ 効果の持続性(面倒くささからの解放)
を網羅した方法を見つけることがもっとも大切だと考えます。
世の中にはお手軽に使用できるものや安価なスプレーなどたくさんの商品があります。
安全で、かつ効果があるもの(できれば、ちゃんとエビデンスがあるもの、開示されているもの)を探し、ぜひ自分にあったものを見つけてください。
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